このエピソードを知ったら応援せずにはいられない!?
12月2日に行われた漫才日本一を決める「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系)で、第14代王者に輝いたお笑いコンビ「霜降り明星」。同コンビはボケ担当のせいや、ツッコミ担当の粗品による結成5年目のコンビで、どちらも今年26歳という若さで史上最年少優勝となった。
霜降り明星には3日時点で約60件の仕事のオファーが殺到し、年明けまですでにスケジュールが埋まってしまったとのこと。ただ、一部お笑いファンからは「3年連続2位の和牛の方が面白かった」や、「小さい方(せいや)がうるさくて受け付けない」などの意見が見受けられている。
しかし、そんなせいやには、高校時代にいじめを受けていたという過去があった。そのエピソードが今回のM-1優勝とともに世間に広まり、せいやに好感を抱く人が続出しているようだ。
「せいやは中学時代にサッカー部のキャプテンを務めたり、漫才でテレビに出たりしていたこともあって人気者だったようですが、高校に入るといじめを受けるようになったといいます。本人はいじめには屈しない姿勢を見せていたようですが、いじめがだんだんとエスカレートしていったことで、脱毛症にもなり親からは転校を勧められるほどだったとか。
しかし、せいやはそれでもめげずに学校に通ったといい、いじめグループから文化祭でクラスで演じる劇を1人で作るように命じられたことを転機と感じ、渾身のコントを考えてクラスで披露したところ、それが大ウケ。そこで初めて周囲が彼を認めてくれたそうで、文化祭で表彰された際にせいやがステージ上で『いじめを跳ね返したぞ!!』と叫んだところ全校生徒から歓声が上がり、以降いじめられることはなくなったそうです。どんなに辛くても逃げずに立ち向かい、最終的に自分の力でいじめを一掃したという希望を与えるエピソードですから、そんな過去を知り、せいやを応援したくなったという人が増えたようです」(エンタメ誌ライター)
あの、少しウザいぐらいのあり余る元気を見ていると、いじめを跳ねのけることができたのも納得だ。
(権田力也)