2011年8月23日、反社会的組織関係者との“黒い交際”を理由に引退を宣言し、同日をもって芸能界から身を引いた島田紳助が、12月19日発売の「週刊新潮」の取材に応じた。同誌の取材に口を開いたのは、今年で2回目だ。
今回登場した理由は、とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智が、上沼恵美子に対して「M‐1」グランプリの件で暴言を吐いたことについてだ。
島田は、暴言を吐いた2人を「顔もわかれへん」としたうえで、上沼に対しては「申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪。さらに「オレが謝りに行かなあかんのかな…」とつぶやき、かわいがっていた後輩だったら、一緒に上沼に謝りに行っていたという。だが、今は「やってくれる人もおらへん」と語っている。
14年にシンガーソングライターRYOEIのライブにサプライズゲストとして登場した際には「復帰なんか1000%せえへん」と宣言。ところが、今年になって「テレビに出るなら“AbemaTV”」とも発言している。
芸能ジャーナリストは「芸能界復帰はあり得る」という。
「表舞台ではなく裏方としてなら芸能界復帰の可能性は無きにしも非ず。アドバイザー的立場で後輩の面倒を見る、あるいはこれまでも実績がある、若手ミュージシャンを発掘して育てる立場での復帰なら“アリ”だと思います」
今回問題になった「M‐1グランプリ」は、吉本興業(当時)から依頼されて紳助が企画した番組。そんなプロデューサーとしての手腕を、そろそろ復活させてもいい時期ではないだろうか。