文藝春秋が、「週刊文春」の女性版「週刊文春WOMAN」を12月29日に創刊すると発表した。同誌の表紙イラストは、元SMAPの香取慎吾が担当するという。
「『週刊文春WOMAN』は香取が表紙を担当するだけでなく、『新しい地図』の特集も掲載されるそうです。ある企画では、香取と萩本欽一、稲垣吾郎と阿川佐和子、草なぎ剛と笑福亭鶴瓶との対談もあるとのこと。女性をメインターゲットにしているため、読者アンケートでも毎回人気が高い彼らを起用したのでしょう」(芸能記者)
文春といえば、これまで香取の恋人の存在や隠し子疑惑など、数々のスキャンダルを報じてきた。そんな相手と彼らが手を組むのは、「新しい地図」側に狙いがある可能性が浮上している。
「数々の“文春砲”で世間を騒がせてきた『週刊文春』も、身内には手を出さないと言われています。過去、文春は、作家・百田尚樹氏と関係の深い、やしきたかじんの妻・さくら夫人の記事を何度も掲載していたのですが、百田氏が同誌で小説の連載を始めた途端、パタリと止みました。そのため『新しい地図』も、今後はネガティブな話題が掲載されない可能性があり、それを見越しての仕事かもしれません。その一方で、ライバル誌である『週刊新潮』は最近、滝沢秀明の独占インタビューを掲載したり、キンプリカレンダーの販売権利を獲得するなど、ジャニーズとべったりな関係となっている。なので今後は『文春と新しい地図VS新潮とジャニーズ』という対立構造が出来ていくことでしょう」(前出・芸能記者)
来年からは、両出版社によるスクープ合戦が、さらに激化していくこととなるかもしれない。