女優の吉田羊が「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の40代部門を受賞したことに、バッシングが寄せられている。吉田は劇団女優から映像分野に軸足を移した2007年以降、幅広い役柄を演じられるように年齢を非公表としているが、今回の賞に関しては「え、欲しい!」と二つ返事で受けることにしたという。テレビ誌のライターが語る。
「その達者な演技で女性からの支持も厚い吉田ですが、今回の受賞に関しては『50代なら驚くけど、40代なら隠す意味が分からない』として、女性からのバッシングが集まりました。しかもそのバッシングがニュースになると今度は、若者からも非難の声があがるようになったのです」
女性からはともかく、なぜ若者から非難されるのか? 10代や20代から見れば、吉田が30代だろうが50代だろうが、大した問題ではないように思えるのだが。テレビ誌のライターが続ける。
「吉田の役柄は妙齢の美人が多いのですが、仕事に厳しい人物を演じることも多いため、一部の若者から“性格のキツいオバサン”と思われているようです。その女性がベストドレッサー賞受賞を喜んだことで、妙に女を意識していると反発されてしまったようですね」
そんな若者たちからは「檀れいの劣化版」などと言われなき中傷も寄せられる吉田。中には「ひつじ年だから48歳かよ!」という誤解もあるようだが、本名の「羊右子」は聖書の一節に由来しており、干支とは関係ない。もっとも年齢非公表なのだから、ここで擁護するのもお節介かもしれない。
(白根麻子)