関ジャニ∞の錦戸亮主演ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)が1月7日にスタートし、平均視聴率は12.3%と好調な滑り出しとなった。
警視庁科学捜査研究所の法医科に所属する主人公の真野礼二(錦戸)は、膨大な知識量と卓越した鑑定技術を持ちながらも、協調性に欠けるため科捜研では浮いた存在。だが、徹底した鑑定を行い、事件解決に奔走する。
同ドラマは放送前から、安定した視聴率を誇る沢口靖子主演ドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)と比較されるなど、注目度が高かった。ゆえに好成績は当然とも思えるのだが、視聴者からは不穏な意見も多数上がっている。いわく「テレ朝の科捜研と別物として見たけど、話が暗くて救いがなさすぎる」「科捜研らしい仕事はほぼなく空気の主人公。ずっとがなり立ててうるさい刑事。そして胸くそ悪すぎる結末」「独自性を出そうとしたのかもしれませんが、個性を強く出しすぎて、それが裏目にでたようです。事件ものは、フジさんは、テレ朝さんには勝てないですね」など、辛辣なものばかりが目立った。
「ライバルになるはずだった『科捜研の女』の株を上げただけの結果になってしまいました。同ドラマは、今年4月から来年3月までの1年間、新シリーズを放送することが決定している。テレ朝はニンマリしているでしょう」(テレビ誌ライター)
フジテレビは、こうした視聴者の意見をどのように受け取るのか。そして第2話の視聴率はいかに?