1月9日放送の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)にタレントのRIKACOが出演。8日に現役引退を発表したレスリング女子の吉田沙保里選手に対して、RIKACOがデリカシーのない発言をしたとしてネット上でバッシングされたが、実は“冤罪”との見方も出てきた。
番組では、五輪と世界選手権を合わせて16連覇し、「霊長類最強女子」の愛称で親しまれていた吉田選手の引退を特集。出演者らが吉田選手の今後について意見していく中、RIKACOは「やっぱり結婚してほしい。今まで選手としてすごい大変だったから、今度は結婚して、お子さん持って。これだけすごいいろんな経験をしてきているから、旦那さんにもすごい最強のサポートをすると思うし、子育てもすごい楽しみ。どんな子育てするんだろうと思って」とコメント。
ところが、MCを務めるお笑いタレントの加藤浩次は「いろんな幸せがありますから、どれを選ぶかわかりませんけどね。選択肢はこれから考えていくんじゃないですか。吉田選手が自分のやりたいようにということで」と、素っ気ない。
ネット上ではRIKACOに対して「結婚して子供産んで、旦那さんサポートして、幸せになんて言ったら、そら当然叩かれるだろうよ」「RIKACOの発言、ちょっと引いたわ」など反対意見が多かった。一方、加藤のRIKACOをあしらうような対応は「超惚れる!」などと大絶賛され、2人の明暗が分かれた。
しかし、テレビ誌ライターはRIKACOに同情的だ。
「RIKACOが発言する前、リポーターの阿部祐二は、吉田選手の母親が娘には結婚して幸せになってほしいと願っていることと、吉田選手本人もリオ五輪の後、結婚が夢だと言っていたことを明かしていました。また、吉田選手が子供好きであることも付け加えています。こうした阿部のコメントにRIKACOも影響を受けたのではないでしょうか」
恨むなら、阿部か?
(石田英明)