みなさんは自分の老化度、把握していますか? 肌の調子や身体の動かしやすさ、疲れやすさなどは自分でも何となく判断できますが、これらを数値でみることができれば、もっと客観的に対策をとることができるのではないでしょうか。
最近は各クリニックで「アンチエイジングドッグ」なるものがあり、そこでは身体の中の老化程度の検査をし、老化の進み具合、老化や病気の危険因子の保有率などが診断結果として出てくるそう。身体のどこが老化しているのかが分かれば、早期に改善、予防を行うことができるというわけですね。
及川忠さんの著書「図解アンチエイジング医療のすべてがわかる本」(秀和システム刊)によると、アンチエイジングドッグの検査結果では、「血管年齢」「脳(神経)年齢」「骨年齢」「ホルモン年齢」「筋年齢」などが分かるのだとか。そこから、栄養・運動・精神療法、サプリメント療法、ホルモン療法、美容外科か皮膚科か、代替え治療など、さまざまな治療方針が決まるそうです。ちなみに、血管、脳(神経)、ホルモン、骨、筋それぞれバランスよく老化することこそ、大事なのだそうですよ。
アンチエイジング検査、興味のある方は、ぜひ一度受けてみてはいかがでしょうか。