普通の生活に憧れ、自由になることを望んだ嵐・大野智。そんな大野の主張が受け入れられ、嵐は2020年の大みそかでいったん活動を休止する。
アイドルは基本、「普通」や「自由」と無縁。しかし、ジャニーズタレントは、趣味を通じて出会った一般人や裏方スタッフと私生活を共にする者が多いため、その時に自由を欲し身元が割れない生活にあこがれるのだろう。
一般人の親友で想起されるのは、稲垣吾郎。SMAP時代、会社経営者で年上の中年男性・ヒロくんと半同棲状態にあるほど、昵懇な間柄だった。そんな“ヒロゴロウ”ほどではないが、嵐の相葉雅紀にも、2人で旅行するほど深い仲の男性がいるという。
「お相手は40代前半。お互いの趣味である高校野球を、本拠地の兵庫・甲子園球場で一緒に観るそうです。相葉くんからすると、“おじさん”ですが、話が合うそう。嵐は昨年、55枚目のシングル『夏疾風(なつはやて)』が、テレビ朝日系の高校野球ダイジェスト番組『熱闘甲子園』のテーマ曲に起用されましたが、おじさんとはそれ以前からの付き合いらしい」(芸能レポーター)
彼とは、甲子園球場付近で待ち合わせをして、一緒に観戦。翌日、夕方に帰京すればいい相葉のスケジュールを知ると、兵庫県内でも屈指の高級温泉地で知られる有馬温泉に連れていってくれるという。
「千葉県出身の相葉くんであれば、関東で温泉といえば箱根。ですが、甲子園のおかげで、有馬温泉に行った回数のほうが多いといいます。『VS嵐』(フジテレビ系)でも、『温泉は?』という問いに“有馬温泉”と答えたほどですから」(前出・芸能レポーター)
幼いころ、祖父の影響で少年野球に目覚めた相葉は、芸能界に入ったあとも夏の甲子園に足を運ぶほどのマニア。およそ10年前には「芸能界でやりたい仕事は?」という質問に、「『熱闘甲子園』がやりたいです」と答えている。
現在は、スポーツ情報番組「グッと!スポーツ」(NHK)のMCを務めているが、野球をはじめ、スポーツ各界の著名人と番組ができるのは、相葉にとっていいことだろう。嵐の活動休止後も、相葉のソロ活動は安泰かもしれない。
(北村ともこ)