女優で歌舞伎俳優・片岡愛之助の妻・藤原紀香。そんな彼女が、2月2日から23日まで東京・新橋演舞場で開催される「二月競春名作喜劇公演」にて、太夫役に挑戦している。
「2月1日に、同劇場で公開ゲネプロが行われました。そこで藤原は艶やかな太夫姿を披露。鮮やかな赤い着物に身を包んで、太夫風のメイクを施し『かつらとお衣装を着させていただくのはとっても幸せ』と笑顔でコメントしていました」(スポーツ紙記者)
この舞台は、“新派130年、松竹新喜劇70年、合わせて200年の夢の競演”と銘打ち、開催される舞台。共演者の俳優で松竹新喜劇座員でもある藤山扇治郎は、「藤原紀香さんがゲストで、初めてご一緒させていただく」と喜びを語り、劇団新派所属の女優・波乃久里子は「本当にかわいい。器量がよくて、心がきれいって、なかなかいない。天使のような方が天使のような役」と藤原を称えた。
しかし、そんな彼女の太夫姿がなんと、あの“お笑い芸人”にそっくりだと茶化す意見が噴出。しかもそのお笑い芸人とは、「チクショー!」と叫ぶのが持ちネタのコウメ太夫だというからびっくり仰天。ミス日本グランプリ出身で、かつては“和風ボンドガール”とも言われた藤原だけに驚きを隠せない。
「ネットでは頻繁に『コウメ太夫みたい』『着物を振り乱して“チクショー!!”かい』『キレイなコウメ太夫』といった書き込みが殺到。本人としては、さぞかし不本意なのでは?」(エンタメ誌ライター)
しかし最近の藤原には、こんな声もある。
「梨園の妻になってから、頻繁に着物姿で登場するようになりましたが、ネットでは『スナックのママにしか見えない』と揶揄する声が出ていました。今回の太夫役はその声を払しょくする意味でも正念場ですね」(前出・スポーツ紙記者)
「二月競春名作喜劇公演」では、新派と新喜劇の名作である「花の太夫道中」「おばあちゃんの子守唄」の2本の演目が披露される。果たして、藤原紀香の脱“コウメ太夫”はなるか。
(窪田史朗)