1月27日の嵐活動休止会見以来、オンエアされた嵐番組が軒並み右肩上がりの好視聴率をマークしている。
会見後初めて5人全員で出演した1月31日放送のレギュラー番組「VS嵐」(フジテレビ系)は、約4年ぶりに13%超えし、平均視聴率13.3%をマーク。2月2日放送の「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)は14.9%。2月1日に生出演した音楽特番「ミュージックステーション3時間SP」(テレビ朝日系)は、13.9%と軒並み好調。
メンバーが単独出演している番組も軒並み数字をあげており、2月3日放送の相葉雅紀の冠番組「相葉マナブ」(テレビ朝日系)は、番組最高視聴率11.7%を記録した。同日の二宮和也の冠番組「ニノさん」(日本テレビ系)は8.9%で前週より0.5%アップ、1月31日放送の櫻井翔の冠番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)は、10.9%と3.4%もアップした。櫻井がニュースキャスターを務める1月28日放送の「news zero」(日本テレビ系)も1.5%アップの10.7%と、各局でフィーバー状態が続いている。
「生放送で現在の心境をダイレクトに伝えたり、収録番組であっても新たに謝罪も兼ねた挨拶を入れこむなど、各番組とも工夫していました。『相葉マナブ』で相葉が、『VS嵐』で二宮が活動終了までの2年持たずに番組が終了することのないようファンに向かって呼びかけていたのも印象的でしたね。ファンの間では、目下、すべての嵐番組は必見必聴となっています。これまで録画で済ませていたファンも、少しでも視聴率アップに貢献しようと、リアルタイム視聴に切り替えたという報告まであり、この熱狂ぶりはまだまだ続きそうです」(ジャニーズウオッチャー)
番組最高視聴率を記録した「相葉マナブ」は、2013年4月にスタート。相葉が様々な体験を通して、日本独自の文化を一つ一つ学んでいくバラエティ番組だ。相葉が意外に器用な手先を見せることや、いつでも笑顔で明るく前向きな姿勢に視聴者からの評判もよく、テレビ朝日の優良コンテンツに成長。今年に入ってからも日曜夕方6時という視聴率激戦区ながら、1月6日が10.9%、13日が11.1%、20日は10.9%と好調の波に乗っている。
「2月3日の放送は『包丁王子 江戸前寿司を握る!相葉亭開店準備』編でした。これは人気シリーズの1つで“寿司処相葉亭”開店のため、魚を捌くところから寿司を握ります。江戸前老舗寿司店の若旦那が採点、70点以上と評価すれば、相葉亭のメニューが増える仕組み。キンメダイ、寒ブリに挑戦し、寒ブリの握りが70点を獲得しました」(テレビ誌ライター)
開店の暁には超VIPゲストが客として招かれるという。相葉の蕎麦打ちは免許皆伝の腕前。味噌や醤油を手作りし、タケノコや自然薯を掘り当て、食材の目利きもできるようになった相葉。嵐活動休止後のソロ活動に相葉亭開業が視野に入っているかもしれない?
(塩勢知央)