日刊サイゾーが2月4日、NHKの副島萌生アナに関して「推定Fカップ」などと形容した記事を掲載したが、これに対し元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子が同日、「もういい加減、こういう記事はほんとにやめてほしい。副島アナが実力ではなく性的魅力で評価されているという書き方が失礼だし、女性の身体に対する敬意も感じられない。こういう記事は女性アナウンサーに対する偏見を助長するだけ。30年前に発明された“女子アナ”って呼称、もういい加減絶滅しろ」と批判する投稿をしたことが波紋を呼んでいる。
ネット上では「小島さんも若い頃には“女子アナ”ということでチヤホヤされることもあったはず。その頃に批判してるならともかく、今さら言われても(笑)」「記事に文句を言っても仕方ない。テレビ業界の体質そのものの問題でしょ。小島さんはいつも論点がずれている」などの声が上がっている。
テレビ誌記者が「小島さん、またですか(笑)」と苦笑しながら続ける。
「小島さんが女性アナウンサーの“女の部分”にスポットが当たり過ぎる現状に怒ってるのは理解できるのですが、あまりに感情むき出しの批判スタイルに閉口する人も多いようです」
ネット上でも「もっと筋道を立てて、理論的に批判すればいいのに」「恫喝、暴言が多くて呼んでて嫌な気持ちになる」と、女性ネットユーザーの中にも嫌う層が多いことを、当の小島はどう感じてるのだろうか?
女性蔑視や性的ハラスメントは社会にとって重要な問題であるからこそ、慎重な提言が求められるのかもしれない。
(石見剣)