2月12日に白血病であることを公表した競泳の池江璃花子選手が2月13日に自身のツイッターを更新、「今の私の率直な気持ちです。」というコメントと共に画像化した文書を投稿した。
「昨日からたくさんのメッセージありがとうございます。ニュースでも流れる自分の姿に、まだ少し不思議な気持ちにもなります。」という一文から始まり、励ましのメッセージ、「骨髄バンクの登録をした」「輸血、献血をした」という言葉に希望を持たせて頂いていると綴っている。
池江選手は続けて「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています」と思いを記し、完治を目指し戦っていく決意を明かしている。
「池江さんの『神様は乗り越えられない~』という節は、キャスターの安藤優子にあてたものではないかと、ネットではささやかれています」(スポーツ紙記者)
安藤は2月12日に「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)で「神様がちょっと試練を与えたのかなというふうにも思います」と発言し、ネット上でも物議を醸していた。
「偶然なのか、安藤の発言を意識してなのかはわかりませんが、結果的に安藤に対する批判的な報道を鎮める効果があったことは間違いない。また、今回の公表を受け、心穏やかでなかった国民にとって、池江選手が前向きで落ち着いた発言をしてくれたことは、安心をもたらしたと言えるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
ネット上でも「池江選手は、本当に強い心を持った方なんだな」「前向きな言葉は、同じ病気を抱えた多くの人の励みになります」「18歳とは思えない、落ち着いた発言が素晴らしい」と、改めて池江選手の精神力を讃える声にあふれ、皆の心をひとつにしている。
(石見剣)