2月27日、東京地裁は性的暴行を働いて起訴されていた俳優・新井浩文被告=本名・朴慶培=の保釈を認める決定をした。保釈保証金は500万円。
新井被告は昨年7月1日、自宅マンションで派遣型マッサージ店の女性従業員に性的暴行を加えたとして、2月1日に逮捕。同21日に起訴されていた。
このことがネットのニュースに上がると、さっそく多数の市井の声が書き込まれている。
「逮捕後、新井被告の人間性が追って報じられ、明らかになった部分もあり、概ね批判的な声で埋め尽くされています。それ以外にも『性犯罪者を釈放して大丈夫なのか?』『保釈金あるなら公開中止や延期に追い込まれた制作サイドに払え!』『保釈してもGPSつけろ』など、新井被告を擁護する声は皆無に等しいですね」(週刊誌記者)
今後、判決を受けることになる新井被告だが、当然のことながら待ち受けているのはイバラの道ということになりそうだ。
「この一件で、事務所との契約は解除。以前よりも厳しくなっている芸能界のコンプライアンスの観点からも、世の女性を敵に回したことからも、芸能界復帰は難しいでしょう。今、新井被告に手を差しのべれば、同じ事務所の所属タレントにも火の粉が降りかかるかもしれませんからね」(前出・週刊誌記者)
逮捕直後にツイッター上で“友情”を見せた俳優のムロツヨシまでもが、巻き添えで好感度を急落させている状況を鑑みれば、いま、積極的に関わっていくメリットはゼロに等しいだろう。
新井被告は、欲望を抑えられずに人生を棒に振ってしまったが、被害者への謝罪を含め、やらねばならないことは山ほどあるだろう。