中条あやみと水川あさみW主演のドラマ「白衣の戦士」(日本テレビ系)の初回が4月10日からスタートし、平均視聴率は10.3%だった。
物語は、元ヤンキーの新米ナース・立花はるか(中条)と婚活中の34歳がけっぷちナース・三原夏美(水川)が、仕事に恋に奮闘するお仕事ドラマ。
看護師にフォーカスしたドラマといえば、1996年から02年にかけて放送された観月ありさ主演の「ナースのお仕事」(フジテレビ系)シリーズだろう。パート1は17.2%、パート2は19.2%、パート3は19.2%、パート4は17.0%と、いずれも高い平均視聴率を獲得し、14年には2夜連続のスペシャル版も放送された。
「ナースのお仕事」ファンも「白衣の戦士」には注目していたようだが、ネット上には開始5分ごろから早くも「脱落宣言」が相次いだ。ドラマを視聴しながら語り合うSNSでは「期待はずれだった」「つまらん脱落」「ナースのお仕事のパクリドラマ」「中条あやみって演技下手」「コメディは演技できる人がやらないと本当にシラケる」「中条あやみの元ヤン無理ありすぎ…ただの顔芸」など、不評のオンパレードだ。
「脇には沢村一樹に安田顕といった芝居巧者を配し、多くのファンを抱えるジャニーズWESTの小瀧望も出演しています。しかし、いかんせん中条の演技が“お遊戯レベル”と酷評の嵐。初回はとりあえず見てみるという“ご祝儀視聴率”であることも考えれば、本当の視聴率は2回目以降の数字です」(テレビ誌ライター)
中条としては、女優としての評価を上げることができるかの正念場となりそうだ。