EXILEのボーカル・TAKAHIRO。俳優としても、度々ドラマに出演してきたが、5月10日公開の映画「僕に、会いたかった」で、映画初主演を果たすことが明らかになった。
「この映画は、事故をきっかけに記憶を失った男性が、人々の優しさに触れるうちに新しい自分を見つけ出すという、家族の絆と再生を描いた物語。TAKAHIROは主人公で、島で1、2を争う腕前を持つ凄腕の漁師・池田徹役を演じています」(映画誌ライター)
今までも、2015年のドラマ「ワイルド・ヒーローズ」(日本テレビ系)や、2016年に公開された映画「HiGH&LOW」に出演したことのあるTAKAHIRO。今回の映画初主演について、4月7日に大阪のTOHOシネマズなんばで行われた完成披露舞台あいさつで「海の近くに住んでましたし、元々釣りも好きなので、漁師という役どころに違和感を感じずに演じることができました」と自信の程をうかがわせた。また本作でメガホンを取った錦織良成監督は「感受性が豊かで、役者の素質がある。これから役者としてどんどんのびると思っています」と絶賛している。
映画の公開に先駆けて公開されたビジュアルでは、役柄に合わせて伸ばしたTAKAHIROの不精髭姿も公開された。だが、このショットがファンの間で賛否両論を呼ぶ事態となっている。
「ツイッターでも『やっぱTAKAHIRO先生は髭がある方が男らしさが出る』『髭姿のタカヒロはかなり新鮮です』など好意的な意見がある一方、『TAKAHIROさん髭ない方が ええな~』、そして中には『髭生やしたTAKAHIRO、新井浩文の兄弟にしか見えない』といった出張マッサージの女性従業員に対する不法行為を働いたとして逮捕された新井浩文に“似てる”といった不謹慎な書き込みまで出る始末です。ボサボサの頭が、逮捕時の新井に似てしまっていたのかもしれません」(エンタメ誌ライター)
ここまで言われるとは、当のTAKAHIROも驚いているに違いない。だが、この不精髭を提案したのは、他ならぬTAKAHIRO自身だった。
「4月4日に放送の生番組『ZIP!』(日本テレビ系)に出演した際、EXILEのイメージを捨て、映画の役づくりに取り組んだことを熱く語たり『(ヒゲを)提案したのは自分だった。口ヒゲとあごヒゲの部分は地毛。プライベートでヒゲを変装に使ってた』とコメントしていました」(前出・エンタメ誌ライター)
映画初主演だけあって、彼なりに気合の入った“無精髭”なのだろうが、まさか世間を騒がせた“あの人”に似ているといわれるとは何とも皮肉。しかし、注目度が高まったことは間違いない。
(窪田史朗)