お笑いコンビ・南海キャンディーズの“山ちゃん”こと山里亮太と、女優の蒼井優が電撃入籍していたことが分かり、日本中を驚かせている。
吉本興業屈指の“ブサイク芸人”としてモテ男たちを妬み続けた苦節20年もの自虐芸は、美人女優との結婚で幕を閉じることになるのだろうか。一部報道によれば、2人の出会いのキッカケをもたらしたのは2006年公開の映画「フラガール」で蒼井と共演した“しずちゃん”こと山崎静代で、1年以上前から食事を兼ねた会合を重ねると、交際期間はおよそ2カ月だったという。
仕事に対する山里のストイックな姿勢や情熱に蒼井が尊敬し、その想いが徐々に恋へと発展していったとされているが、“粘着質な妬み芸”の裏にある山里の漢気も大きな役割を果たしていたかもしれない。
「南海キャンディーズといえば無名時代の2003年頃より漫才コンテストのM-1上位に進出し、一気に知名度を高めてブレイクに至りました。しかし、当初は強烈なシルエットとキャラクターで人気を博したしずちゃんへの単独オファーも多く、山里はその隣で彼女の“黒子役”に徹することが少なくありませんでしたが、当時のとある密着ドキュメンタリーの取材で、しずちゃんばかりが人気者になっていく現状について感想を求められると、山里は『南海キャンディーズはしずちゃんが面白く映るようにしていくコンビなので、そのしずちゃんが人気者になるのはすごく嬉しいことです』と回答していました。コンビとしての知名度を高めるために己の感情を抑えて相方を立てることのできる山里は蒼井に対しても同じように優しくフォローのできる漢なのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
令和に突入し、最大の電撃婚を果たした山ちゃん。十八番の妬み芸に一切の説得力が無くなってしまうのは唯一の懸念材料といえるが、そんな不安も吹き飛ばすほどに現在は幸せの絶頂を謳歌しているにちがいない。
(木村慎吾)