西島秀俊と内野聖陽が演じるカップルの日常と食生活を描いたドラマ「きのう何食べた?」(テレビ東京系)。深夜枠でありながら平均視聴率は3%台をキープして、今年の春ドラマの中では注目の話題作。ドラマも終盤に差し掛かり、早くも“何食べロス”の声が高まっている。
ネットでは、「これは終わった時『何食べロス』になるなぁ~。シーズン2、3と、孤独のグルメのように続いてくれ~!!」「何食べ続編、切に希望」「もうすぐ終わってしまうのが寂しすぎる」などといったコメントが寄せられている。
「5月30日に局内で行われた定例会見では、テレ東の小孫茂社長が同ドラマについて “続きが見たい”と言う視聴者の声が多いことに触れ、『そういう皆さんのご要望に応えるためにも、パート2とか、スペシャルとか、新たなコンテンツ、次のシリーズを作っていけたらと思っております』と語りました」(スポーツ紙記者)
「何食べ」ファンにとっては嬉しい限り。そして「何食べ」ファンの心を捉えているのが、ケンジ役を演じる内野の女優顔負けの“演技力”である。
「ドラマでは、内野の食事の仕方や、西島演じる恋人のシロさんが他の男と仲良くしている時に見せる嫉妬の演技にも注目。乙女のような心情を見事再現してみせる細かい仕草に、絶賛の嵐が巻き起こっています」(女性誌デスク)
ネットでは、「女子よりも乙女…」「それにしても内野聖陽さんの『女優』っぷりスゴイいい」といった声の他、「令和元年の各ドラマアワード、主演女優賞は内野聖陽で」など、俳優である内野に対し“主演女優賞”を期待する声まで上がっている。
「内野はこれまで『JIN-仁-』(TBS系)での坂本竜馬役やNHKの大河ドラマ『真田丸』の徳川家康役など男臭い役どころが多かった。今回の『何食べ』では、まさに新境地を開拓。過去に『日本アカデミー賞 優秀主演男優賞』を始め数多くの賞を獲得した実力もありますし、主演女優賞はともかく何らかの賞が送られる可能性は大ですね」(前出・女性誌デスク)
もし視聴者の要望通り女優賞を獲得したら、令和元年の珍事。末長く、語り継がれるに違いない!?
(窪田史朗)