ジャニーズJr.のユニット「美 少年」がアメリカ初体験!
8月11~12日(現地時間)に米ロサンゼルスのリトル・トーキョーで開催された日系人のお祭り「二世週日本祭」(Nisei Week)にて、パフォーマンスを披露した美 少年。そのステージが日本では絶対にありえないものだったという。アメリカ在住歴を持つライターが指摘する。
「美 少年に用意されたステージは、日米文化会館という施設の広場に設置されたテント型の会場。そもそも二世週日本祭そのものが入場無料のイベントなので、誰でも自由に『美 少年』のステージを観られるという、日本では考えられない状態になっていました。普通ならそんなステージにジャニーズタレントが出演することはありませんが、この二世週日本祭には故・ジャニー喜多川氏の実父・喜多川諦道氏が創設に関わっており、ロサンゼルス生まれのジャニー氏は同祭に大きなこだわりを持っていました。そのためわざわざ日本から武者修行の名目で『美 少年』を派遣したのです」
日本から現地に赴いたファンの報告によると、「美 少年」のステージが無料で観られたのはもちろん、本番前のリハーサルからして誰でも観られる状態だったという。しかも、現地では視察に訪れた嵐・松本潤の姿も普通に見られており、ジャニヲタにとっては夢のような場所どころか、目の前の光景を脳が処理しきれないほどの非現実感にあふれていたようだ。そんな二世週日本祭ではほかにも、日本では有り得ない点があったという。
「同祭のインスタグラムやフェイスブックではイベントの様子が紹介されており、そこには『美 少年』の画像や動画も掲載。日本では基本的にジャニーズタレントの画像はウェブ掲載禁止ですから、現地に赴けなかったファンは『美 少年』の武者修行を追体験できたとして大喜びです。しかもステージの動画では観客席を映す場面もあり、うちわを手にしたファンの顔がはっきりと識別できるほど。しかしアメリカのイベントゆえ《勝手に顔をさらされた!》と怒るわけにもいかず、なかには困惑しているファンもいることでしょう」(前出・アメリカ在住歴を持つライター)
アメリカでは観客がライブパフォーマンスをわりと自由に撮影できる一方で、観客の顔が公式ビデオに残るケースも少なくない。どうやら今回の武者修行では「美 少年」がアメリカ流のエンターテイメントに触れたのと同様に、ジャニヲタのほうもアメリカ流の洗礼を受けたようだ。
(白根麻子)