NHK連続テレビ小説「なつぞら」の公式ツイッターアカウントが8月25日に掲載した本番前の様子を収めた動画が物議を醸している。
同アカウントはこれまでにも撮影中のオフショットや撮影合間の食事休憩の様子などをたびたび写真や動画で配信しており、劇中とは異なる空気感や役者同士の仲睦まじいムードが伝わるとして好評を博していた。だが、25日の投稿についてはやや異なるリアクションが集中する事態に。
件の動画には、なつが女児を出産し、一児の母となるシーンを撮影する本番前の様子が映され、同アカウントも「本番前に新生児を抱く中川大志さんと、恐る恐る抱く姿がおもしろくて笑ってしまう広瀬すずさん」とツイートし、“本物の赤ちゃん”を落とさないようにと慎重に抱きかかえる中川と、そんな彼を指差しながら笑い続ける広瀬の姿をムービーで紹介した。
「一見すると長閑な撮影風景のようにも感じられますが、撮影に協力してくれている新生児を大切に扱い、細心の注意を払いながら抱く中川をなぜそこまで笑うことができるのかという広瀬への疑問の声が多く、また、中川と広瀬の背後には共演者の松嶋菜々子や藤木直人の姿もありますが、2人とも新生児を慎重に抱く中川へのケアやサポートをする一幕もあり、ヘラヘラと笑っているのは広瀬だけという状況。なつぞら公式ツイッターのリプライにも『出演者が三人とも広瀬すずの誘い笑いにのらずに無視し続けてるのが、広瀬すずの行動が現場で不適切な行動だったかを表してると思う』『なんで笑うの?ここ、笑うところ?どう頑張っても好意的には見られない』『大切な新生児をお預かりしてるという感覚がない所が例の照明さん発言につながりますね』との指摘が続々と寄せられています」(テレビ誌ライター)
4人のうち、ひたすら笑っているのが広瀬1人だけという状況は確かに不自然な空気感であり、周囲との緊張感のギャップすら垣間見れる。
もちろんこの動画のワンシーンだけでこれほどまでに悪評を買ってしまう広瀬はやや酷だとも考えられるが、決してイメージの良い振る舞いでなかったのは間違いないだろう。
(木村慎吾)