お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が9月8日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、相方の浜田雅功との関係性について素直な心境を明かした。
番組には、かつて“バカリズム”のコンビ名で活動し、30歳でピン芸人になったというバカリズムがゲストとして登場したことから、話題はお笑い芸人によるコンビでの活動へと及び、「始めてみたらもう絶対ピンの方が良いと思いましたね。今コンビでやってる人たちバカなんじゃないのって思うくらい」とバカリズムが明かすと、松本も「それで上手くいけば一番良いよな」と一定の理解を示す。
また、最近は「ワイドショー」を始め、松本が1人でこなす仕事も多く、MCの東野幸治から松本へ、ダウンタウンのコンビとしての仕事に比べてピンでの仕事には何か違和感を覚えるかとの質問が投げかけられると、松本は「それはあんまりないですけど、でも夏休みとかお正月を挟んで、ピンの番組の方が先に仕事始めになったら、ふとすると10日間近く(浜田と)会ってないとかある時は、ちょっと“あぁ、浜田や”って思う時はありますよね」と相方への正直な想いを吐露した。
「言わずもがな、松本と浜田は小学生の頃からの付き合いで、今や50年近い仲となりますが、わずか10日間程度会わないだけで『あぁ、浜田や』となってしまうのはいかに2人の関係性が良好であるかを物語っていますね。このレベルのベテランコンビになると10日間会わないどころか、一切仕事を一緒にしないコンビも多く、ピンの番組でこれだけ頻繁に浜田の名前を出しているのも一種の間接的なコミュニケーションかもしれません。一般的な傾向として、お笑いコンビは仲が良いほど好感度が上がるケースが多く、この松本の発言に対しても『ダウンタウンは素晴らしい!これからも応援します!』『死ぬまでコンビで居てください』『(2人)一緒の番組は松っちゃんが活き活きして凄く面白い』『観ている方も何だか嬉しく感じる』など好意的なコメントが大半です。好感度抜群コンビのサンドウィッチマンもネタのクオリティと共に、コンビ仲の良さも人気に繋がっていますからね。今日、ファンにとっては重大な“推しポイント”になっています」(テレビ誌ライター)
また、松本は浜田と並んで出演するトーク番組において、常に浜田の方を観ながらボケを繰り出し、浜田もまたその松本のトークを楽しそうに笑いながら見つめているというコアな指摘もある。
やはり、互いへの深いリスペクトがあってこそのダウンタウンということなのかもしれない。
(木村慎吾)