いつまでも元気な子宮をキープしたい! そう思っても、実は気付かないうちに子宮力を下げていることもあるというのですから、聞き捨てなりません。子宮検診を受けて、初めて自分が子宮内膜症であることを知ったという女性も多いようです。そうならないためにも、普段から子宮を大事にしたいものですよね。
NHK健康チャンネルで解説していた聖路加国際病院 副院長である百枝幹雄さんによれば、子宮内膜症の症状のセルフチェックとして、激しい生理痛、以前より生理痛がひどい、鎮痛薬が効きにくい、鎮痛薬の量が増えたなどが挙げられるそうです。
子宮に関するトラブルは、子宮内膜症だけではありません。薬膳料理研究家の阪口珠未さんの著書「子宮力アップレシピ」(主婦の友社刊)によれば、冷えと子宮力には密接な関係があり、知らず知らずのうちに子宮力がダウンしている可能性もあるのだとか。
例えば、お腹を出す服装、清涼飲料水などを冬でも冷たいまま飲む、運動が週1回以下、乳製品をほぼ毎日、スナック菓子や甘い菓子、チョコレートをよく食べる、お腹いっぱいになるまで食べるといった生活をしていると、子宮力がダウンすることもあるそうですよ。
元気な子宮をキープするためにも、盲点になりがちな子宮に優しい配慮を、日々行うのが大切といえそうです。