10月11日から始まったドラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系)。2006年の「時効警察」以降、今年でシリーズ第三弾を迎えるこのドラマ。11月22日に放送された第6話では、25年前にチャンピオンベルト奪取に成功したプロレスラーが、リング上で立ったまま息絶えていたという時効事件を捜査するというストーリー。
「ドラマでは、“趣味”でこの事件を調べるオダギリジョー演じる主人公・霧山修一朗とその助手・三日月しずか(麻生久美子)が、最近プロレスにハマっているという新人刑事・彩雲真空(吉岡里帆)に案内されて『気合プロレス』を訪れます。そこで、霧山が事件について聞き込みをしている間、三日月と彩雲がちゃっかりリングに上がり2人でプロレスを始めるという場面が登場します」(テレビ誌記者)
ドラマでは、麻生と吉岡が一般練習生となり、所属する選手からプロレスの手解きを受け、2人は「うおおー!」と雄叫びを上げながらファイト。しかし、吉岡の気合の入った戦いっぷりに麻生は耐えきれずに、思わず「ギブ」。さらにドラマの終盤でも、2人のプロレス対決が繰り広げられ、今度はヒールになった吉岡に対して麻生の“卍固め”が炸裂。この様子が放送されると、ネットでは2人の熱い闘いに「麻生久美子と吉岡里帆のプロレス笑った」などの声が寄せられ、特に「吉岡里帆のキレ具合が最高だよ」「彩雲刑事、吹っ切れ過ぎてて面白い」など、吉岡のファイトシーンに大きな注目が集まった。
そんな彼女、実はアクションシーンを演じるためにトレーニングにも取り組んでいるようだ。
「吉岡は、現在公開されている映画『見えない目撃者』に出演中。9月20日に行われた初日舞台挨拶で『アクションシーンもあったので、筋肉をつけた方がいいかなと思ってジムに行ったりしてました』と明かしています。この映画は、視力を失った元女性警察官が、女子高生連続殺人事件の犯人に迫る本格スリラー。ここで吉岡は、自らの過失による事故で視力と弟を失ってしまった主人公の浜中なつめを演じています。舞台挨拶では『次は1年前からムキムキにして、白のTシャツ1枚で“戦う女”みたいなのをいつかやってみたい』とも語っていました」(スポーツ紙記者)
なるほど「時効警察」で披露したプロレス技は、戦う女を演じてみたいと豪語する彼女のトレーニングの賜物だったようだ。いつの日かマッチョ女子・吉岡を拝める日がやってくる?
(窪田史朗)