40代以上の男女が“青春している”と話題のドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)。改めて主演の木村拓哉がカッコイイことや、鈴木京香が潜在視聴率の高い女優だと証明したことが話題になっている裏で、一部の「グラメゾ」ファンからとんでもない指摘があがっている。
それは、毎週ドラマ放送の最終部で「本日深夜0時からの『グラグラメゾン・東京はパラビで』と紹介される配信ドラマの内容に、「これはサイドストーリーとして配信する内容じゃない」「きちんとドラマ本編で描かなければ詐欺だ」などという声があがっているというのだ。
この配信ドラマは、玉森裕太演じる若きシェフ・平古祥平のグラグラする仕事への気持ちや恋心を描いた内容となっている。11月3日放送のドラマ本編第3話で描かれた萌絵(吉谷彩子)のロッカーに画びょうが入れられていた謎や、平古(玉森)が酔った萌絵からキスされ気まずい状況になっていたことなどが描かれている。
「ネット上では、こうした大事な内容を本編で描かず配信ドラマへと誘導するやり方が汚いという声が多いようです。特に平古と萌絵のキスシーンに対して『テレビで見せたら炎上しそうだけど配信で見せても炎上しないだろうって思惑が見え見えで腹立つ』『テレビを見てるだけではわからない伏線回収をこっそり配信ドラマでやるな! キスシーンはテレビでやるべき』といった批判の声が少なくないようです」(テレビ誌ライター)
「グランメゾン東京」と“リンクした”内容であることを謳っている「グラグラメゾン・東京」。ドラマ本編で描けなかった伏線回収の場というわけではないようだが、首を傾げる視聴者が現れるのも仕方ないようだ。