人気3人組バンド「いきものがかり」が12月5日に放送されたバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に出演。あの人気芸人にかつてストリートライブの集客で負けていたことを認める一幕があった。
メンバーたちが高校生の時に結成された同バンドだが、当時から他校にファンがいるほど有名な路上ミュージシャンで、路上ライブをすれば、毎回数十人の人だかりができるほどだったというインディーズ時代からのファンの証言が紹介され、番組では当時の写真も紹介されていた。
ただ、この話題で番組MCの有吉弘行は「狩野英孝が未だに言うんですよ。路上ライブをお互い同じ時期やってて『僕らの方が人気あったんですよ』って」と、ピン芸人の狩野英孝がいきものがかりと同じ時期に路上ライブをしていて、なおかつ当時は自分たちの方が人気があったと話していたことを説明。
さすがに「NHK紅白歌合戦」に10度も出演し、トリを飾ったこともある国民的アーティストにあの狩野が一時期でも勝利していたというのはにわかには信じがたいが…。
これに、いきものがかりのボーカル吉岡聖恵は「そうなんですよ。なんか路上ライブを同じ駅でやってたんだよね」と狩野英孝と同時期に路上ライブをやっていたことを認めると、リーダーの水野良樹も「新百合ヶ丘っていう駅で…負けました」と、路上ライブの集客で狩野英孝に負けていたことをあっさりと認めている。
水野は続けて、「多分、あの2人組だよね」と、ギター&ハーモニカ担当の山下穂尊は「当時、路上ライブブームでそういう子たちがいっぱいいたんですよ。だから、その中の1組が狩野英孝さんだったのかな」と説明。もしかすると、本当に狩野に負けて可能性も否めず、有吉は「『(狩野だったの)かな?』っていうやつですか。ひょっとしたらB’zだったかもしれないもんね」とオチをつけて、その話題を終えていた。
「水野も負けた相手が狩野だったのかはハッキリ分からずに、負けましたと話していたようですが、狩野と水野は同い年。しかも、狩野は過去のブログで18歳の時に新百合ヶ丘駅で2人で2人組で路上ライブをしていた写真をアップしていたこともありました。ただ、狩野は新百合ヶ丘をホームに路上ライブをしていたのに対して、いきものがかりは小田急線沿いの駅で路上ライブを行っていたものの、メイン地域としていたのはメンバーたちの地元である神奈川県海老名市と、厚木市ですから(新百合ヶ丘駅は川崎市麻生区)、新百合ヶ丘では固定のファンがいたであろう狩野に分があっただけなのかもしれません。それを素直に『負けました』と言える、いきものがかりの謙虚さは伝わってきます。それでも全く人気がなければ、そもそも人は集められませんし、狩野もそれなりの実力を持ち合わせていたということなのかもしれません」(エンタメ誌ライター)
ただ、水野が想像している2人組のうちの1人が確実に狩野という確証もない。そのため、是非、狩野には水野に当時の自身の特徴を話すなどして、本当にいきものがかりに勝っていたのかという事実にシロクロ付けてほしいところだ。
(本多ヒロシ)