全38名で活動するビッグバンド形式のガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」が、12月23日の一周年記念公演をもって現メンバーでの活動を終了すると発表した。東京・Zepp Tokyoでの同公演では新メンバーのお披露目も予定されていたが取りやめとなり、それ以降はメンバーを13名に大幅削減するといったリニューアルを断行。この発表にファンが激怒しているという。
「ザ・コインロッカーズのオーディションでは二次審査でSHOWROOM審査が行われ、結成後も選抜メンバーの座をSHOWROOMで争ったり、メンバーの個人配信も行うなど、ファンによる課金合戦が激化していました。握手会がない代わりにネットで課金するというスタイルを取ってきたわけですが、今回、25名ものメンバーが“クビ”になることで、彼女たちを応援してきたファンから《話が違う》《運営による裏切りだ!》といった大ブーイングが巻き起こっています」(芸能ライター)
同バンドは一周年記念公演をソールドアウトさせることを目標に活動してきたが、現状では半分も売れていないとのこと。公式サイトでは12月17日に「大変苦渋の選択ではございますが、プロジェクトを大幅にリニューアルする事に致しました」と発表したが、そのリニューアルが25人のクビ、そして“新メンバーは該当者なし”では、ファンのやるせなさも無理はないだろう。
「活動終了が決まったメンバーは殊勝にも『大好きな音楽、バンドをやれたことを幸せに思います』『Zeppは本気でやりぬきます』といった前向きなツイートを発信。ファンからは《あなたに会えてよかった》など応援メッセージが続々と寄せられています。この“リニューアル効果”で一周年記念公演が満員になる可能性もあり、同公演が最後のライブとなるメンバーにはぜひ、素敵な光景を見てもらいたいものです」(前出・芸能ライター)
ここで活動終了となったメンバーたちが、次のステージで活躍できることを祈りたいものだ。
(白根麻子)