年の瀬に至るまでのクリスマスや忘年会、そしてお正月など、豪華な食事を楽しむ機会が増える年末年始。休みが続くことで運動不足に陥りやすく、1年のうちでも“太りやすい”時期ですね。そんな年末年始に太らないためには、小さな工夫でいいので「貫く」ことが大切です。体重増加を最小限に抑える、5つの工夫を紹介しましょう。
■食べもの制限せず、「腹八分目」にとどめる
正月に親族が集まった場などでは、ご馳走を目の前に「太るから食べない」という選択をするのは辛いですよね。普段から食事に気を付けている人はなおさら、1年に1度くらいは食べるものを気にせず、美味しいものを楽しみたいもの。そんな場合は、口にするものの種類を制限しない代わりに、「腹八分目」を徹底しましょう。食べきれない場合は、次の食事にとっておけばOKです。
■食べた後、すぐに寝ない
“食べては寝る”の生活を繰り返せば、たとえ摂取カロリーが適量でも太りやすくなってしまいます(睡眠不足の場合に)。夜だけでなく、昼間に寝ることで不足分を補うことはできても、睡眠時間を未来のために貯蓄することはできません。食後に寝て夜に眠れなくなると、夜食まで食べてしまう可能性も……。夜に寝る習慣を続け、翌日スッキリと起きた方が体調が整いやすく、休みボケを防ぐのにも役立ちますよ。
■1時間でも必ず運動する
近所のスーパーに買い物に行く、子どもと外で遊ぶ、フラッと外を散歩しに出かけるなど、どんなことでもOK。また、1度に1時間運動し続けるのではなく、少しずつさまざまなタイミングで運動をしてもOKです。「毎日、合計1時間は運動する」と決めるだけで、運動量を確保しやすくなりますよ(もちろん、可能であれば1時間以上運動しても全く問題はありません)。
■お酒を飲み過ぎず、水分補給を多めにする
お酒が進むと、食欲も増進します。お酒はほどほどに、飲みたくなったら水で補うようにすると、飲み過ぎ・食べ過ぎが防ぎやすくなります。お酒と一緒にお冷やを確保することで、飲み過ぎを防ぐ第一歩にしましょう。
■年末の大掃除を徹底する
家の中が煩雑だと心がひき締まらず、ダイエットの決意も揺るぎやすくなります。大掃除はエネルギー消費にももってこいですし、部屋をきれいにすることで心を整えるのにもオススメです。ぜひ力を入れて取り組み、気合を後押ししましょう。
年に一度くらいはダイエットから離れ、思いっきり楽しんでから(年明け後に)ボディラインを引き締めていく方法もありますが、体重・体脂肪の増加量が多ければ多いほど、後でのリセットが大変になり、努力も続きにくくなります。太らないための方策は押さえつつ、思いっきり楽しんで過ごす方法はいかがでしょうか。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)