12月26日に放送された「チマタの噺SP~たけし噺2019~」(テレビ東京系)で、お笑い芸人であり世界的映画監督でもあるビートたけしが、安倍首相に噛み付いた。
この番組は、笑福亭鶴瓶がMCを務める「チマタの噺」の年末スペシャル。鶴瓶と5年連続の出演となるたけしが、2人だけできわどいトークを繰り広げていく。
この日の話題は、たけしの離婚話から始まり、芸能人の不祥事や増税、吉本の闇営業問題、首相主催の「桜を見る会」など多岐にわたった。
足立区在住の“チマタ”の人に、今年気になったことを聞くと「安倍晋三首相の“桜を見る会”問題」と回答。この話題にたけしは、同会に何度か招待されたが「俺は呼ばれても行かない」とキッパリ。「あんなインチキ臭いのはないよ」とバッサリ切り捨て、地方議員と安部首相が写真を撮り、芸能人とも撮って「サクラがサクラを呼んでサクラやってるだけ」と批判。
「さらに、鶴瓶から『(首相夫人の)安倍昭恵さんどう思います?』と聞かれると『あれ、どうにかなんねえか? あれはダメだよ』『森友でもなんでも失敗ばっかしてんじゃん』と痛烈なダメ出し。番組内でたけしは『だいたい500億円稼いで、250億円は(税金に)持ってかれてる』と言っていました。高額納税者として、税金の無駄遣いは許せないのでしょう」(芸能記者)
たけしならずとも、納税者の怒りは安倍首相の耳には届いていないようだ。