デートに女子会に会社帰りに、気になる映画は多々あれど、やっぱり気になる「アタリ」と「ハズレ」。数カ月待てば300円前後でDVDがレンタルできちゃうご時世、平日のサービスデーなら許しても、週末の貴重な休みに「1800円損した~(泣)」とは思いたくない。そこで都内の「映画館好き」を自称する男女100人からアンケート。5月最終週に公開中の映画を中心に質問をぶつけてみた!
[映画館の大きなスクリーンで観てよかった映画]
1位 セッション
2位 シンデレラ
3位 ワイルド・スピードSKY MISSION
4位 ビリギャル
5位 イニシエーション・ラブ
「デートだということを忘れて、手に汗握りっぱなし」(19歳大学生)、「今まで観た映画の中で断トツの緊張感でした」(26歳OL)、「映画館でライブを観ている錯覚に。体内に響きまくった」(48歳金融業)など、観客の心臓をわしづかみにした超絶音楽スパルタ映画「セッション」が堂々1位。春公開の映画では座席稼働率も第1位(空席の率が少ない順)、あまりの評判で国内でも順次公開館数が広がった作品。
何人もの女性が「シンデレラが魔法で着飾るシーンは永遠の名場面」とコメントした、興行収入ランキングの1位を独走中のディズニー最新作「シンデレラ」が2位。渋谷ロケも敢行された3位の「ワイルド・スピード~」は「ありえないド派手アクションは映画館で観るから楽しい」(37歳自営業)と、お祭りモードがウリだ。
「友達3人で観たあと、もっと勉強すればよかったねと盛り上がりました(笑)」(20歳大学生)は、よもやの大ヒット「ビリギャル」への賞賛。23日に公開されたばかりの「イニシエーション・ラブ」は「ミステリー映画って映画館のほうがドキドキできます」(25歳美容師)の言葉どおり、映像不可能と思われていたトリックがみごとに描かれたと評判だ。
一方で「面白かったけど‥‥」とエクスキューズはつくが、こんなランキングも。
[面白かったが映画館で観なくてもよかった映画]
1位 ビリギャル
2位 龍三と七人の子分たち
3位 シンデレラ
4位 脳内ポイズンベリー
5位 ラン・オールナイト
各映画への詳しいコメントは割愛するが、1位の「ビリギャル」には「いくらなんでも2時間ドラマすぎる」(34歳デザイナー)といった類いのコメントが圧倒的に多かったことはお伝えしておく。
同じように、2位「龍三~」には「DVDで観るべき映画1位(笑)」(44歳公務員)、4位「脳内~」には「深夜ドラマなら◎、映画館では×ですね」(27歳アパレル)と厳しいひと言。3位「シンデレラ」には「同時上映のアナ雪短編が期待ハズレだった」(29歳OL)、「一緒に行った子供が途中で飽きた」(41歳主婦)といった声が──。
以上。ちなみに「せっかく映画館に行ったのに非常に残念だった映画」という質問もしたが、1位は「メイズ・ランナー」でした‥‥。とはいえ、これはあくまで第三者が選んだランキング。参考にするもしないもアナタ次第。では、今週末も「アタリ」だらけの楽しい映画タイムを!