往年のファンも多い歴史ある大食い競技番組「最強大食い王決定戦2020」(テレビ東京系)が1月12日に放送された。
“絶対王者”MAX鈴木が全体的にハイレベルだった今大会の激戦を制したが、番組MCの高橋みなみがその戦いに水を差していたという指摘がSNSで多数見られている。
SNSの書き込みには「たかみな、食べてるのに話しかけ過ぎ」「甲高い声がうるさい」「まだ照英の方がマシ」「中村さん、復帰してくれないかな」など、高橋のMCに関するコメントはほとんどが批判的なものとなってしまった。
「22年メインMCを務めた初代MCの中村ゆうじは16年に勇退。その後は2代目MCに照英、そして18年秋から初の女性MCとして高橋が3代目に抜擢されています。ただ、中村のMCのイメージがどうしても強いため、以前より番組ファンからは照英と高橋のMCぶりには不満の声が出ていました。食べている最中の選手に話かけるというのは中村もしていたことですが、高橋の場合はその頻度がやや多かったようにも感じます。必死に番組を盛り上げたいのは伝わってくるのですが、熱心なファンの多いこの番組においては、受け入れられなかったようです。今大会は準優勝だった“魔女・菅原”の異名をとる菅原初代さんは、高橋の質問に無視を決め込んでいたこともあって、『たかみなにムカついているのでは?』という憶測も広がってしまったぐらいです」(エンタメ誌ライター)
番組の演出に則って振る舞っていた可能性の高い高橋にとっては災難とも言えるが、長く、この番組を続けていくことで、やがて、“大食いMCと言えば高橋みなみ”というイメージを固めることもできるはず。アイドル時代の信条「努力は必ず報われる」を証明してくれることを期待したい。
(佐伯シンジ)