2011年に芸能界から引退した元タレントの島田紳助さんが1月13日、歌手でタレントのmisonoが運営するYouTubeチャンネルに友情出演を果たし、爆発的な経済効果をもたらしている。
紳助さんは、misonoの夫・Nosukeがガンで闘病中である現状を知ると、その助けになりたいとの想いで「misonoチャンネル」への出演を決めたとし、かつての“ヘキサゴンファミリー”への思い遣りに満ちた行動となったが、実際のところ、今回の紳助さんの登場によって「misonoチャンネル」にはどれだけの恩恵がもたらされたのだろうか。
「そもそも紳助さんがゲストで出演する以前は、このmisonoチャンネルの認知度はお世辞にも高かったとは言えず、アップされた過去動画の再生回数はmisono本人も“数千回”程度だと明かしていました。そうした中、紳助さん登場回の動画はアップから6日間で542万回の再生数を突破し、5万人だったチャンネル登録者も12万人到達を目前に控えている状況。また、YouTubeチャンネルの収益を第三者が算出する解析ツール『NoxInfluencer』によれば、紳助さんが出演するまでの同チャンネルの日収が1000円前後だったのに対し、13日だけは“76万円~242万円”という日収額が算出され、その翌日も“20万円~66万円”と圧巻の紳助さん効果が現れています。同ツールの算出値は実際の収益額よりも低めに計算されているケースが多く、実際はより高額な収益になっている可能性もあります」(IT系ライター)
13日分の収益だけでなく、翌日以降にもその効果が現れていることから、紳助さんを登場させたことによるトータルの経済効果は計り知れない金額となる。
Nosukeとmisonoの手助けになりたいという紳助さんの想いは、しっかりと形になって2人に届いていると言えそうだ。
(木村慎吾)