今、スーパーやコンビニエンスストアなどで手に入る食パンには、どんな傾向があるのでしょうか。3つの食パンから探っていきましょう。
世間の主婦たちが大絶賛する麦パン工房「天然酵母食パン」は、きめが細かくしっとりとしている上に、ふわふわタイプの食パン。トースターで焼けば外はサクッと、中はしっとりモチモチというもの。一般的な食パンよりも耳が薄くやわらかいのも特長です。このふわふわ、モチモチ食感はまさにトレンドを象徴しているといえそう。
続いては、山崎製パンの「新食感宣言 ルヴァン」。これもトーストすると表面はさっくり、中はモチモチ。とくに注目なのは、独自の研究開発をして作った自家製発酵種を使用していること。こうした自家製の手の込んだ高級感のあるパンは、近年の高級食パンブームにも通じるところがあります。
また、コンビニパンも見逃せません。セブン-イレブンのオリジナルブランド、セブンプレミアムの「セブンプレミアム ゴールド もっちり食感 金の食パン」や、「セブンプレミアム ミミまでおいしいセブンブレッド」などは、食パンメーカーのパンより美味しいとの声もあるようです。こうしたコンビニ高級食パン系も、トレンドといえそうです。
食パンブームは、2020年もまだまだ続きそう。今年は専門店だけでなく、スーパーやコンビニのこだわり食パンに注目してみるのもいいのでは?