2020/05/01 07:14

二階堂ふみが「エール」ヒロインの座を勝ち取りたかった“泣ける理由”

 窪田正孝主演の朝ドラ「エール」(NHK)の第21回が4月27日に放送され、豊橋を訪れた裕一(窪田)と音(二階堂ふみ)の海辺のデートシーンが視聴者の感動を誘っている。

「作曲家・古関裕而と歌手としても活躍した妻・金子をモデルにする今回の朝ドラですが、第5週では、音(二階堂)から別れの手紙を受け取った裕一(窪田)がいても立ってもいられずに音の暮らす豊橋へ。突然の訪問に音の家族は戸惑うものの、数日の間、裕一は音の実家に泊めてもらうことに。音の案内で豊橋の街を散策する二人は、父・安隆(光石研)との思い出が詰まった海へたどり着きます」(テレビ誌ライター)

 父が亡くなった後、家族で散骨をした思い出の場所でもある海岸。隣に座る裕一に「歌手になるってお父さんに約束したの」と話す音に、「じゃあお父さんに詩書いてよ。俺曲作っから」と答える裕一。その優しさに、音は思わず涙をこぼしてしまう。

「この場面について窪田は『台本に“泣く”とは書かれていませんでしたが、ふみちゃんが自然と泣いてしまって。弱い部分を見せてくれたからこそ、裕一は彼女に寄り添いたいと思ったんでしょうね』と話していました。視聴者からは『海辺に佇む祐一と音、窪田正孝と二階堂ふみが美し過ぎた』『素敵だったな』『可愛くて可愛くて震えるわ』といったコメントがネット上に躍りました」(前出・テレビ誌ライター)

 今回の音役を2802人の中から射止めた二階堂ふみ。制作統括の土屋勝裕氏は「(オーディション)全部で渾身の演技を見せてくれた。音という役よりも、音がいるかのような感じがした。二階堂さんをおいて他にはいない」と絶賛している。

「二階堂は2011年、映画『ヒミズ』でヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞したのを皮切りに、日本アカデミー賞では2014年『私の男』、2019年『翔んで埼玉』で優秀主演女優賞を受賞するなど、若手では指折りの実力派女優。そんな彼女がオーディションまで受けてヒロインを演じたかった理由を、本人は『戦前・戦中・戦後に渡る物語で悲しい時代を経て今の明るい日本を作った人たちを役者として表現したい』『沖縄戦を経験した私の祖母に見てもらいたかった』と語っています」(芸能記者)

 さまざまな思いを胸に音を演じる二階堂ふみ。これからも数々の名場面が生まれるに違いない。

(窪田史朗)

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