6月11日発売の「週刊文春」で、複数女性との不貞愛を報じられ、当面の間、芸能活動を自粛することを発表したアンジャッシュ・渡部建。
当然、渡部のスキャンダルで渡部の妻である佐々木希は心を痛めていることだろうが、同じく被害者といえるのが相方の児嶋一哉だろう。
コンビとして唯一の地上波冠番組「白黒アンジャッシュ」(チバテレ)も、9日の放送をもって放送をいったん休止。また、渡部の活動自粛が発表されると、児嶋のツイッターには「大嶋さんが心配です!」「ひょっこりひょうたん島さん、頑張ってください」、「種子島さん、相方の件お察しします」など、名前を間違われるという定番のギャグにちなんだリプライが殺到。大喜利状態となっている。
「ツイッター上では散々ネタにされていますが、コンビ仲についてはそれほど良くないと本人たちも認めており、17年放送の番組にて渡部も『仲良くある必要もないと思っている。お互いのことを知らない方がよいこともある』とも話していました。そんな具合ですから、結婚後に渡部が遊びまくっていたことも児嶋は知らなかったことでしょうから、パニック状態でしょうね」(エンタメ誌ライター)
そこで気になるのが、引っ張りだこだった渡部が活動自粛することで被る児嶋の仕事への影響だ。今後、児嶋はどう立ち回っていくべきなのか。
「アンジャッシュでは渡部の希望により数年前からピンでの仕事のギャラは本人に支払われる形となっているようです。そのため、2人の収入格差は大きいものの、コンビでの定期的な仕事はそれほど多いわけでもありません。もちろん、渡部ありきでのバラエティ番組へのコンビ出演の機会はなくなってしまうわけですが、この緊急事態ですから、児嶋はピンでもやっていけることを世間にアピールするチャンスとポジティブにとらえるしかないでしょう。
バラエティではイジられ芸を武器に立ちまわる児嶋ですが、コントで培った演技力を生かし、役者としての活躍は際立っています。強いて挙げるなら、元相方の不祥事により15年にコンビ解散を余儀なくされるも、その後はドラマや映画に立て続けに出演してマルチタレントとしての才能をいかんなく発揮している元キングオブコメディの今野浩喜をモデルケースにして頑張ってほしいところ」(前出・エンタメ誌ライター)
そんな児嶋だが、13日放送の情報番組「王様のブランチ」(TBS系)に、登場予定。その発言に注目したいところだ。
(田中康)