お笑いコンビ・アンジャッシュ児嶋一哉が6月28日に自身のツイッターアカウントを更新し、YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」を開設することを報告した。
相方・渡部建の“多目的トイレ不貞”がスクープされて以降、渡部のラジオ番組に代打で出演し、涙ながらの謝罪を述べるなど、単身でアンジャッシュを支え続けている児嶋。同日には「YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします!7月3日初投稿します!」と告知し、何かを噛みしめるように空を見上げながら苦悩の表情を浮かべる写真も添付している。
これを受け、児嶋のフォロワーからは「おめでとうございます児玉さん」「大島さん頑張ってください!」といったお馴染みの応援リプライが届き、告知から数時間後には早くも新チャンネルの登録者が6000人を突破。渡部の公式YouTubeチャンネルには現時点で7万人の登録者がいるが、今後児嶋がどこまで迫れるかに注目が集まるだろう。
「やはり最終的な狙いは渡部の復帰の場を提供したいというものでしょう。所属する人力舎からしても、芸に幅があるとはいえない児嶋だけのアンジャッシュでは長期戦では心許なく、グルメや心理学に詳しい上に、MCまでこなすことのできる器用な渡部を永久に謹慎させておくつもりはないはず。しかし、不貞の内容が内容ですから、いきなりの地上波復帰にするのではなく、まずは児嶋のYouTubeチャンネルでコンビの再タッグを実現させることで、アンジャッシュのファンが視聴者の大半を占める動画内で良好な反応を集めたいところ。“コンビ愛”という要素を前面に押し出せば、少しずつ世間からの許しを得ていくことができるかもしれません。いずれにしても、出会ったばかりの一般女性に下半身を見せつけていたことが発覚した霜降り明星のせいやが、すでに騒動を笑いのネタにできていることを考えれば、渡部のケースも永久にテレビ界から追放されてしまうとは考えにくいですね」(テレビ誌ライター)
不貞発覚前と同じ類の仕事を再び任されるかは疑問だが、ケンドーコバヤシは今後の渡部の復帰の可能性について「振り切ってスケベおじさんとして出てこられたら、僕なんかは太刀打ちできないです」とコメントしていた。
社会的悪影響すら及ぼしかねない多目的トイレの“不純使用”については素直に謝罪した上で、将来的に「アンジャッシュのスケベな方」として、もう一度芸能界に返り咲く姿も見てみたいものである。
(木村慎吾)