歌手の浜崎あゆみが7月5日、自身のインスタグラムを更新し、4日に最終回を迎えたドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)について初めて言及した。
「ドラマ『M』はノンフィクション作家・小松成美氏による、浜崎さんのデビュー前から“平成の歌姫”と形容されるスターに成長するまでを描いた、“事実を基にした小説”のドラマ化作品。今まで浜崎さんは同ドラマについてコメントをしてこなかったので、最終回翌日のタイミングで初めてコメントしたことに大きな関心が集まりました」(音楽誌ライター)
浜崎はストーリーズで「『M』最終回おめでとうございました。」とコメントし、脚本を手掛けた鈴木おさむ氏のインタビューを引用。鈴木氏の「僕自身が一番心配しています。めちゃくちゃ怒ってたらどうしよう……とか。ドラマについて何も語ってないことが、また興味の対象になってしまっている部分もあります。僕の妄想としては、最終回が終わった後に、インスタとかで『このドラマ、最低だけど最高!』なんてことを書いてくれたら、すべてがオールオッケー、それはないのかな~と思ったり」という発言について、浜崎が応えた形となった。
浜崎は「鈴木さん、それが、ありました。ほんと最低で最高で、大嫌いで大好きでした。携わられた全ての皆様、お疲れ様でございました!!! 『M』よ、静かに眠れ…」と述べたのだが、この言葉がネット上で様々な憶測を誘発。「最低で最高で…中身のないドラマって事でよろしいでしょうか?」「静かに眠れ…もう封印してしまいたいのかも?」「あんなギャグドラマ本人がよく許したなと思うけどコメ見る限り怒ってる。多分、自分の事は自分にしか分からないって言いたいんじゃないかな」「一時代を作ったあゆが(中略)コントみたいなのにまとめられて酷いと思う。ブチ切れてもいいのに…」「あゆは本当に輝いていたから、あんな安いドラマにされて腹立ちそうだと思ったけど、本人のコメントが出て少しほっとした」「あゆがこのドラマや暴露本について、あゆの意思でやってるとは信じられない」など、波紋を広げている。
なお、浜崎は同ドラマ最終回放送中の5日午前0時に新曲「オヒアの木」をゲリラ配信。出産後初のリリースとなる楽曲は、デビュー23年目にして初の“日本語タイトル”の作品で、母となった浜崎の我が子への思いが描かれている。
ここのところ、良くも悪くも音楽以外の話題が多かった浜崎にとって、久しぶりの会心作となるか。
(石見剣)