現在、ネット上やワイドショーなどで注目を浴びている「ポテトサラダ論争」。7月14日に放送された朝の情報番組「グッとラック!」(TBS系)もこの話題を取り上げ、MCを務める立川志らくが発した一言が、多くの共感を呼んでいる。
「“ポテトサラダ論争”とは、7月8日にとある人物がツイッターに呟いたコメントが発端となって起こったもの。《「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」の声に驚いて振り向くと、惣菜コーナーで高齢の男性と、幼児連れの女性。男性はサッサと立ち去ったけど、女性は惣菜パックを手にして俯いたまま。私は咄嗟に娘を連れて、女性の目の前でポテトサラダ買った。2パックも買った。大丈夫ですよと念じながら》と書き込まれ、これがネット上で大反響。“主婦は惣菜を買ってはいけないのか”“ポテトサラダは簡単な料理じゃない”などの論争が巻き起こっています」(週刊誌記者)
「グッとラック!」でもこの話題に触れ、実際にポテトサラダを作るのはどれだけ大変か、調理手順を再現。出演者がそれぞれ「共働きの主婦は大変だから惣菜買うのも当然」「手作りには愛情を感じる」など持論を述べるなか、志らくは“母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ”と言い放った高齢男性に「日本のじいさんはダメだね」と呆れ、「それじゃあ、じゃが芋買おうとするジジイに、じゃが芋ぐらい畑で育てたらどうだ!」と、落語家ならではのオチで一刀両断したのだ。これには視聴者からも「拍手だわ スーパーで絡まれたらこれ言ってやろ」「さっすが志らく師匠」など称賛が相次いでいる。
「志らくは歯に衣着せぬコメントにより、炎上することもしばしば。それがウリでもありますが、昨年11月の放送では『他人が握ったおにぎりは食べられない』と発言、スタジオだけでなく視聴者からもブーイングが寄せられました。昨年9月に鳴り物入りでスタートした番組でしたが、こうしてネットニュースにはなるものの、平均視聴率は2%から3%と低空飛行。コロナ報道で絶好調の裏番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は11%台ですから雲泥の差です。最近は辛坊治郎氏や東野幸治などの大物ゲストを招いてテコ入れを図っているところです」(放送作家)
“ポテトサラダ論争”で共感を呼んだ立川志らく。この発信力と影響力が少しでも数字に直結すればいいのだが……。
(窪田史朗)