俳優の堺雅人主演のドラマ「半沢直樹」(TBS系)。放送前から注目を集めていたが、初回の世帯平均視聴率22.0%と好スタートを切ると、その勢いは止まらず8月2日に放送された第3話では、なんと23.2%を記録。今年放送されたドラマの中で、ナンバーワンの視聴率を獲得している。
このドラマは2013年の放送以来、続編を望む声が多く、その高い期待感がそのまま高視聴率につながっているようだ。賀来賢人をはじめ、人気上昇中の女優・今田美桜、南野陽子や古田新太ら豪華な追加キャストもドラマに華を添えている。
その中で、満を持して登場したのが「国宝級イケメン」として名高い俳優・吉沢亮だ。
「吉沢の初登場は第3話。瀬名洋介(尾上松也)率いるIT企業『スパイラル』の凄腕プログラマー・高坂圭役でした。ドラマでは、半沢(堺雅人)が勤める東京セントラル証券に、証券取引等監視委員会の立ち入り検査が入ります。そこで大活躍するのが高坂。あわてて関係書類をシュレッダーにかけ、半沢はスパイラルが開発したパソコンデータ用の秘密の隠し部屋に重要書類を隠しますが、そこにも監視委員会の手が伸びる。そこで急遽、高坂が遠隔操作でデータを消去。まさにコンマ1秒を争う、手に汗握るシーンが展開されたのです」(芸能記者)
ドラマを見た視聴者からは吉沢の演技に対し「濃い面々の中で、吉沢亮は一服の清涼剤のようだった」「半沢直樹唯一のさわやか」との声が数多く寄せられた。
「前作もそうでしたが『半沢直樹』は、キャラの濃い面々の仰々し過ぎる演技が売り。そんな中で爽やかイケメンの吉沢の登場は、効果てき面。視聴率アップに貢献していることは間違いなさそうです」(前出・芸能ライター)
吉沢の登場で、令和ナンバーワン視聴率の更新は間違いない?
(窪田史朗)