女優の榮倉奈々が8月21日、東京都内で開催された映画「糸」の舞台あいさつに出席し、撮影の為に過酷なダイエットを行なっていたと明かしている。
榮倉は本作の役作りの為にわずか1週間で7~8キロの減量に成功したと告白。しかし、あまりのハードさ故に「1ヶ月もアレは無理です」と振り返り、短期間だからこそ乗り越えられたダイエット方法だったことを示唆した。
共演した菅田将暉から「凄かった。ちゃんとコントロールして痩せていた」と驚かれると、榮倉は「ちゃんと専門の方に計画を作ってもらって撮影だけがベストな状態になるようにした」と説明し、減量ルーティンの一環として水を「1日12リットル飲んだ」とも告白していた。
すると、この衝撃的な“1日12リットルの水”というフレーズが一人歩きし、多くのネットニュースで取り上げられる事態に。コメント欄には「水中毒になるんじゃないの?」「その専門家は医師免許持ってるのかな? 医者なら絶対そんなことさせない」「真似する人が出てくるから言わない方が良かった」などと、榮倉が取り入れた減量法に対する心配の声が並んだ。
■非常に危険
「榮倉は1週間という期間でのハードな減量をスタートする前に、身体がしっかりと持ち堪えられるよう筋トレに励んだりと、“水12リットル”以外にも沢山の減量対策や健康への配慮を施していたと説明しています。しかし、“1日に飲む12リットルの水”という部分への反響があまりにも多かったため、22日には自身のインスタグラム上で『なんだか、減量の事がたくさん取り上げられていて、心配です。絶対に真似はしないでください。水12リットル、たしかに飲んだ日もありましたが、1日だけですし、他にもっと大切なルールがあります』と説明。あくまで『撮影の為の減量』で『現在とても健康』であることを強調し、専門家が榮倉の体質を考慮した上で組んだ減量プログラムであることも綴っています。役者が撮影の為に短期間で大幅なダイエットに成功することは少なくありませんが、ほとんどが専門家の監修の下で実施します。一部分のメソッドだけを切り取って真似してしまうのは非常に危険な行為だといえますね」(テレビ誌ライター)
1日だけとはいえ、12リットルもの水を飲んだのはさすがの女優魂というべきか。くれぐれも皆さんは真似することのないよう念を押したいところである。
(木村慎吾)