お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が9月3日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、大阪時代に“尖りまくっていた”時期があると暴露されている。
粗品に関し、「尖りまくってたんです。大阪時代。面白くない先輩のことはちゃんと舐めてた」とその素性をバラしたのは後輩コンビ・コウテイの下田真生だ。いわく、下田が先輩と楽屋で会話をしていると、同じ楽屋のソファに座っていた粗品は何か言いたげな表情で下田へ睨みをきかせてきたという。
下田は「ずっと見ていて。これはヤバいなぁと思って。先輩との話が終わったら粗品さんが僕の方に近づいてきて、『下ちゃん、おもんない先輩と喋ってたなぁ。大丈夫かぁ?』って」と粗品のヤンチャな一面を暴露。以降は下田が先輩芸人と会話をするたびに粗品が視線で合図を出すことが慣習となり、「僕が話してる時に、(粗品が)僕に向けてウインクをし出したら“その先輩、おもんないよ”って(いう意思表示)」と2人だけのルールが出来上がったようだ。
「上下関係の厳しいお笑いの世界にあって、かなり破天荒な本性が明かされた粗品。過去にも先輩のかまいたち・濱家隆一への挨拶を雑に流したり、東京進出でくすぶるダイアンのネタについても後輩の立場ながら『正直、ピンときてない』『東京に行って、ちょっとお笑い下手になってる』と一刀両断。一方で、若干27歳にしてオールザッツ漫才、M-1グランプリ、R-1ぐらんぷりを最年少で優勝した粗品に圧倒的な実力と実績があるのも事実です。4年先輩にあたるチョコレートプラネット・松尾駿も粗品からさんざん“舐めた態度”をとられてきたと憤慨しますが、『実力が凄いから何も言えない』と半ば白旗状態。また、さまぁ~ず・三村マサカズからも番組内で天狗なところがあると指摘されたこともありますね」(芸能ライター)
最近では第七世代芸人の仲の良さが強調される場面が増え、粗品のように“尖りまくっている”若手は稀な存在。無礼な振る舞いを見せることについてもネットでは「若い頃はそれくらいが良い。角が削られたら良い芸人になれる」「仕事できなきゃナメられる。お笑いに限らず、どこの業界でもそうだろう」と擁護する声も散見された。
吉本興業が誇る近年の最高傑作といっても過言ではない若き至宝の粗品。先輩芸人はこのエリートからのウインクを頂戴しないよう戦々恐々状態かもしれない?
(木村慎吾)