初回の視聴率こそ8.3%とパッとしなかったが、視聴者からは好評の声が寄せられているというドラマ「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)。なかでも、自作自演の誘拐事件で主人公を苦悩させる妻という重要な役を演じた木村佳乃の演技が冴えている。
「このドラマは、アカデミー主演女優賞にもノミネートされた12年公開の映画『ゴーンガール』にソックリだとスタート前から取り沙汰されていました。また、『ゴーンガール』のようなドラマなら『妻役はゼッタイ木村佳乃!』という声も挙がっていたほど期待どおりのキャスティングだったのです」(テレビ誌記者)
初回の放送後も「木村佳乃良かった」「最後にニヤリと笑った顔がすごい」などと称賛の声が寄せられている。
「本人は『悪女をやるのは好き。普段は言いもしない、やりもしないことができるから』と語っていますから今回の役柄を楽しんで演じているのでしょう。木村佳乃といえばお嬢様育ちで、以前はすました美人女優のイメージでした。それが15年の正月特番でバラエティを解禁し、熱湯風呂にバンジージャンプと体当たりのロケをこなして世間をびっくりさせたのです。バラエティに出たのは、子どもたちにテレビに出ている自分を見せたかったからと言っていましたが、実は夫の東山紀之からも、バラエティの経験は演技の幅を広げるからと勧められていたそうです」(週刊誌記者)
絶賛されている今回のドラマの演技にも、バラエティでの経験が活かされているに違いない。
(大門はな)