藤井くんが相手なら総裁選圧勝の菅総理だってかなわない!?
あっという間に棋聖と王位のタイトルを奪取。彼を特集したスポーツグラフィック誌が売り上げ記録をつくるなど、羽生善治九段いわく「空前絶後」、これぞ飛ぶ鳥を落とす勢いなのが藤井聡太2冠。でも、対局とは別のところで藤井くん関連のニュースでネット民が一時騒然とする事態になっている。
「理由は、8月に行われた木村一基九段との王位戦の第2、3、4局で両者が署名した封じ手用紙が『ヤフオク!』に出品され、とんでもない価格がついてしまったからです。9月15日時点で3700万円の値を付け、3通合計では7500万円を超えてしまった。ネット上では『これヤバイよ』『どこの悪いやつが出品してるんや?』『こんなもの出品したらダメだよ』『藤井くんの偉業をこんなことで汚してほしくない』など批判が書き込まれました。でもこれは、日本将棋連盟が両棋士の了承を得てチャリティーオークションとして出品したもの。収益は九州豪雨被災地へ寄付されるそうです。このことは出品前に告知されていましたが、一部では『いたずらで(価格を)吊り上げる人がいるんじゃないの?』という心配の声があがっていました。将棋連名もいたずらの可能性を否定せず、高額入札者には購入の意思確認をするそうです」(週刊誌記者)
藤井聡太フィーバーの青天井ぶりを見せつけたオークションだが、連盟の対策が功を奏したのか、超高額入札者が辞退したもよう。それでも第2局の封じ手が455万円、第3局は504万円、第4局450万円と物凄い金額の入札がはいっている(17日時点)。
この経過にネット民も「羽生さんとの対局の封じ手なら1億円突破するんちゃう?」と大興奮。「政府の遅い対策より藤井くんゆかりの物をオークションかけたほうが復興に役立つよ」と、救世主扱いするような意見まで。
さて、羽生善治九段との王将戦挑戦者決定リーグ1回戦は9月22日の10時に対局開始予定。その熱戦は今回の落札以上に注目が集まるはず。
(飯野さつき)