7月には三浦春馬さん、9月には芦名星さん、藤木孝さん、竹内結子さんと芸能界で自ら命を絶つ事例が相次いでいる。
いずれも確たる原因は不明だが、5月に恋愛リアリティー番組「テラスハウス」(フジテレビ系)に出演していた女子プロレスラーの木村花さんがSNSでの誹謗中傷を受けて亡くなっていることもあり、ここにきて匿名での誹謗中傷を厳しく取り締まるべきという声が大きくなっている。
女優の夏菜は9月26日にインスタグラムのストーリーズを更新。「一つ一つの言葉に重みがあることを忘れないで発言してほしい。私、何か悪いことをしましたか?何がそんなに面白いのか。。すこし疲れました」と、ネット上での誹謗中傷に心を痛めていることが推測できる投稿をし、心配の声が上がっている。
一方で7月に芸能界を引退した木下優樹菜さんも9月に新たにインスタグラムを開設し、未だにバッシングの餌食となっているようだ。
「木下さんは27日にインスタグラムのストーリーズ機能を更新し、『いまだに死ねだとかたまぁに言ってくる可哀想な人いるけどさ、全部情報開示 以上』と、誹謗中傷をしてくるユーザーに対しては発信者情報開示請求を示唆する投稿をしています。しかし、この投稿に関しては『アンタも開示するべき情報があるだろ』『もう芸能界辞めたんだし、インスタもアカウントに鍵をかけるなりすればいいのに…』など、このご時世でもお構いなしに批判的なコメントが見受けられます。やはり、木下さんの場合はタピオカ騒動に加え、不貞疑惑も浮上するも、全てを明らかにすることなく、芸能界を引退。にもかかわらず、インスタグラムを平常運転で更新していることに違和感を抱く人が多いようです」(エンタメ誌ライター)
とはいえ、メンタルが強かろうと弱かろうと、人格を否定するような心ない言葉を投げるのは歴とした犯罪だ。持論を訴えたいのであれば、批判と誹謗中傷の違いをきちんとわきまえるべきだろう。
(本多ヒロシ)