11月23日、「白熱ライブ ビビット」(TBS系)にコメンテーターとして出演中のオリエンタルラジオ・中田敦彦が、芸能人の不貞問題に対する自身のコメントについて解説した。
中田の辛辣なコメントはたびたび話題になり、司会の真矢ミキとバトルが起こったことも。先輩芸人や父親からたしなめられたことも明かした中田だが、「『妻は許してくれた』という卑怯者が多いが僕は許さない。養育費も実際には8割の人が払っていない事実があり、シングルマザーが平均223万円程度の年収しか得られていないことは社会問題のひとつ。妻側は“許す”のではなく“許さざるを得ない”んです」とデータをまとめたフリップを手に理路整然と説明した。
これに対しネットには「中田のドヤ顔嫌い」「なんで芸人がここまで言うの?」といった意見が寄せられたが、「まともなことを言っている」「プレゼン力、高いな」といった好意的な感想も多く見られた。
「ちょっと後付けっぽい気もしますが、中田さんが不貞を許せない理由はわかりました。社会的に弱い妻の立場を強調することで主婦層の好感度を獲得しようという狙いでしょう」(女性週刊誌ライター)
中田の解説に概ね納得していた真矢だが、「それでもベッキーさんに対して“あざとい”と言ったのは言い過ぎ。“あさはか”ぐらいで止めたらよかったんだけど」と発言。中田は「ベッキーは応援しているが謝罪会見の内容がよくなかった」と“あざとい”発言の真意を説明した。
正論とはいえ踏み込みすぎた発言で叩かれることの多かった中田だが、今回の放送で風向きは変わるだろか。
(笠原和美)