心不全のため4月3日に死去した俳優の田村正和さん(享年77)の主演ドラマ「古畑任三郎」(フジテレビ系)の傑作選が、6月3日~9日まで、同局のメディアミックスα枠で再放送されることが決まった。
そんな折、6月1日発売の「女性自身」は、2代目古畑に、脚本家の三谷幸喜氏推しで、俳優の阿部寛の名が急浮上していると報じている。
記事によると、田村さんの追悼番組として「古畑~」を放送したところ、13%を超える高視聴率を獲得。この結果を踏まえて“新古畑”構想が水面下で動き出したようだ。さらに、三谷氏も続編を希望しているという。
阿部は、11年公開の三谷映画「ステキな金縛り」に初参加し、弁護士の速水悠を演じました。速水は、法廷でタップダンスを踊るというキテレツな弁護士で、三谷氏は「日本を代表するコメディアン」と絶賛していたこともあり、2代目古畑として名が挙がったようだ。
「阿部は『新参者』(TBS系)で、鋭い洞察力の持ち主だがクセの強い刑事・加賀恭一郎を好演し、平均視聴率15.2%の好成績を残しています。ニヒルな男前の古畑任三郎役に名が挙がるのも頷けます。田村さんがそうだったように、もし、阿部が古畑を演じたとすれば、新たな彼の代表作になるかもしれません」(テレビ誌ライター)
阿部のほかには、オダギリジョーの名も挙がっているようだが、古畑の新シリーズを心待ちにしている視聴者は多いはず。正式な発表が待ち遠しい。