タレントの梅宮アンナが10月18日に自身のインスタグラムアカウントを更新し、2019年12月に他界した父・梅宮辰夫さんに関する「悲しい出来事」があったとつづった。
アンナは「余りにも残酷で、余りにも酷い行為に。。。涙が出て。。。悲しくて。。」と書き出し、東京都世田谷区のとあるビルに掲げられた看板を写した写真を公開。看板には男性の顔部分のみが黒く塗りつぶされており、「顔だけ黒く塗られたのは父です」と梅宮さんのものだと明かした。
アンナによると、この看板を掲げる会社と梅宮さんは生前に契約を締結していたというが、それも2020年をもって終了しており、「父が、他界した事により、渋谷区、港区、首都高沿いは、随分前に、取り下げています」「こちらだけは、中々無くならなくて。。」と説明。どうやら、梅宮さん他界後、広告契約が切れているにも関わらず、問題の会社は梅宮さんのチラシやWEB、看板などを無断で使い続けていたようで、「この先、まだ、使用したいのであれば、キチンと契約するか、写真を取り下げるか。と。。弁護士さんを通して先方にお伝えして、、」といったやり取りがあったようだ。
そして、看板の扱いが気になったアンナが様子を見に行ったところ、「顔だけ黒塗りになった父を見つけて。。びっくりでした。しかも、顔だけ黒のガムテープらしきもので。なんか、縁起でもなくて、怖かった。。」と今回の事態が発覚。あまりのずさんな対応に「なんて酷い事をするのだろう。。」と傷心し、「何故顔だけ?? 慌てて、急ぎでやった事でしょうが、やるなら、右半分をキチンと隠せばよいですし、周りの雰囲気も悪くなりますし、周りの住民の方々にも、気を遣っていないですし。。」「言われたから、顔だけ隠せば済むと言う考えなのでしょうか。。。何から何まで自分の都合ばかりに思えて。。」などと不満を書き連ねた。
アンナは最後に「人の写真を黒く塗り潰す行為は、良くありません。どんな事があっても」とし、「この風景が、イチニチも早く変わる事を切に願います」と締めている。
「コメント欄には、そんなアンナの思いに共鳴するように『いや! これは酷いです。私も腹立つわ!』『故人に敬意を払いなさいと言いたい。人として間違ってる!』『アンナちゃん、ツイッターに拡散させてもらいましたよ』といった反応があふれ、ネット上にも『顔だけとか‥‥子供の悪い悪戯にしか見えない』『生きていようが亡くなっていようが、契約が切れたら肖像を使用するのは問題です』『親族からすると不快感しかないと思う』などと、アンナを同情する声が集まっています」(テレビ誌ライター)
アンナは同投稿とほぼ同じタイミングでストーリーズも更新。「thinkin’ bout daddy」と梅宮さんへの思いに浸り、目を赤くしながら悲しそうな表情を浮かべる動画をアップしている。
なお、問題となった会社は梅宮さんの写真の箇所を白く塗り、謝罪コメントを発表。アンナにも謝罪と経緯をメールにて伝えたとのことだ。
(木村慎吾)