ベッキーには、頭が上がらない有名男性芸能人がいる。中居正広だ。
ベッキーといえば、15年末にミュージシャンの川谷絵音との“ゲス不貞”で芸能活動を自粛。レギュラー番組11本、CM契約10本を失った。
世間から袋叩きにされたあと、復帰に選んだ番組は「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系/16年5月OA)。同番組が01年に「中居正広の金曜日のスマたちへ」としてスタートした時のレギュラーメンバーだったため、復帰の場に選んだ。中居に対して並々ならぬ信頼感を抱いていたことも大きい。
「思慮深い中居は、私生活で一緒に飲む芸能人を限定しています。ベッキーは、貴重なその1人。特に謹慎中は、中居主導によって気心知れた仲間がわずかに集められて会っていたといいます。仕事がない時は、ベッキーが追い詰められないようにと、しょっちゅう連絡をしていたそう」(週刊誌記者)
中居は親しみを込めて、「ベツキィ」と呼ぶ。一緒に飲んでいる席で面倒くさい酔っ払いがいると、決まってその席に送りこまれたという。
「『おい、ベツキィ、行ってこい!』と席の移動を命じられて、酔っ払いの相手をさせられるのです。ベッキーはあえて距離を取っていたのに、中居が『その話ね、ベツキィが聞きたいって』とわざわざ割り込んで、“出兵”させるのです」(前出・週刊誌記者)
ベッキーは19年2月、読売巨人軍内野守備走塁コーチ(当時)の片岡治大と結婚。現在は、2人の子どもを育てるママタレだ。全盛期に比べるとメディア出演が減少しているが、ツイッターのフォロワーは194.8万人、インスタグラムは125.2万人で色あせない影響力を堅持している。2月にはYouTubeを開設。今後はアート作品の創作にも力を注いでいく予定だ。
ゆっくりしっかり歩んでいるベツキィ。中居は胸をなでおろしていることだろう。
(北村ともこ)