女優・遠野なぎこが5月18日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、俳優・いしだ壱成への恨み節を炸裂させた。
いしだは、昨年12月に3度目の離婚、今春にはトルコで植毛手術を受けたことを明かすなど、何かと世間の注目を浴び続けているが、過去に共演経験のある遠野は、あまりいい印象を持っていないという。
「個人的な気持ちを言っていいですか?」と切り出した遠野は、「壱成さん、何度かバラエティー番組でご一緒してるんですけど、すごくお久しぶりにお会いした時に、ひな壇で一緒だったんですけど、『遠野さんはなんでバラエティーなんかやってるの? 辞めちゃえよ。女優さんが過激な発言をするから、今だけ珍しがられているだけで、どうせ仕事なんかなくなるんだから』って言われて。この人嫌いって思いました」と、不快に感じた言葉を明かした。
このいしだの発言に対し、MCのお笑いタレント・ふかわりょうが「愛情では?」と指摘。しかし、遠野は「違います。絶対、嫉妬だと思います」とし、「当時は出始めだったから、私は私でわからないなりにやっていたのと、どうしても(目上のいしだに)何も言えなくなっちゃうというのもあって、上からグッと言われた気がして、傷付いた思い出があって」と振り返った。
また、およそ9年ぶりに役者業への復帰を目指しているいしだについて、遠野は「これから這い上がってくる姿勢も見せてほしいとは思います」とエール。しかし、一部メディアの取材にて“演じることの意味”を聞かれたいしだが「セラピーにもなりますし、癒しにもなります」と答えたことには、「私にとっては、演じることは癒しではなく、戦いというか、苦しさ」と異議。「癒しとか、楽しんでいただくのは見ていただくお客様だと思うから。何が正しいっていうのはないんですけど、この方にとってはそうなんでしょうね」と語っていた。
「役者業とは異なる畑である、バラエティー番組での奮闘を『辞めちゃえよ』などと軽率に言われたことを根に持っていると明かした遠野。これには、一部から『人の仕事にケチつけるなんて、どの口が言ってんだか』と遠野の肩を持つ声もありましたが、大半は『どっちもどっちだなぁ』『2人ともクセが強くて面倒くさそう』『両方ともカオス』とする人や、『いしだ壱成、優しいじゃん。遠野なぎこがバラエティーで食い物にされて欲しくなかったんでしょ』『うーん…これはいしださんの言葉は間違ってないと思う。実際、バラエティーに出るようになってから女優としての遠野さんをあまり見なくなったし』『相手が落ちぶれてから言うのもなぁ』『壱成さんの嫉妬から出た言葉ではないと思う。歪んで捉えすぎ。女優として見ていたからこそ、バラエティーで過激発言をしてどうなんだろうと思って出た言葉ではないでしょうか』『これは遠野さんの役者としての才能を認めているが故のアドバイスでは?』と、いしだの助言に理解を寄せる人も多かったです。ただ、それを伝える際のいしだの言い方や、“上から“な雰囲気が、遠野には気に食わなかったのでしょう」(テレビ誌ライター)
とはいえ、いしだ自身も過去には数々のバラエティー番組に出演した経験があり、「壱成にもブーメランになってるね」とツッコむ声もあった。
やはり、この争いは“どっちもどっち“なドローというのが世間の最終結論といえるかもしれない。