1992年に公開された本木雅弘主演の映画「シコふんじゃった。」が、海外資本の動画配信メディアでリメイクされることが明らかになった。
「『シコふんじゃった。』は、卒業に必要な単位と引き換えに、廃部寸前の弱小大学相撲部に入部する羽目になった主人公が巻き起こすスポ根コメディ。『Shall we ダンス?』などを手掛けた周防正行監督がメガフォンを取り、日本アカデミー賞では最優秀作品賞を始め6冠に輝いた話題作です。リメイク版となる今作では、部員は女子1人(井原六花)という廃部寸前の相撲部が舞台。そこに就職が有利という理由だけで、葉山奨之演じる主人公が入部するというストーリーです」(週刊誌記者)
今年2月には主要キャストのオーディションが行われ、1カ月ほど相撲の稽古を行った後、4月にクランクイン。同じ海外資本の動画配信メディア・Netflixでは、大相撲の世界を描いた「サンクチュリア‐聖域‐」が来年配信予定。世界を股にかけた相撲バトルが展開されることになる。
「主役を演じる葉山は、2007年に公開された映画『クローズZERO』で主役を演じた小栗旬に憧れて同じ事務所に入りました。2011年に学園ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)でデビュー。2015年の朝ドラ『まれ』(NHK)で、ヒロインを演じる土屋太鳳の弟・一徹役に抜擢され注目を浴びました。今作で本格的な世界デビュー。大きなチャンスをつかみました」(芸能ライター)
所属するトライストーン・エンタテインメントといえば、小栗旬をはじめ綾野剛、田中圭、間宮祥太朗、坂口健太郎、赤楚衛二など錚々たる人気俳優を輩出。特に若手俳優の育成には定評がある。
「2018年ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で田中圭が遅咲きのブレイクを果たすと、今年31歳を迎える坂口健太郎は二度、朝ドラヒロインの相手役を務め、今やGP帯主人公の常連。今年29歳を迎える間宮祥太朗もGP帯でヒロインの相手役を務めた後、現在放送中のドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)で主演。主演映画の公開も控えています。そしてネクストブレイクを狙うのが、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)でヒットを飛ばした28歳の赤楚衛二と、今回抜擢された26歳の葉山奨之。葉山としては今回の配信ドラマで一気にブレイクを狙いたいところです」(女性誌記者)
憧れの小栗旬目指して、このチャンスを逃すわけにはいかない。
(窪田史朗)