俳優の横浜流星が、8月27日放送「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ系)に出演。25歳にして、その考え方が「アナログ」かつ「昭和」なものだと自虐的にコメントした。
番組にて横浜は、普段から周囲に「考えが昭和だなって言われることが多くて」との悩みを告白。ショッピングの支払いも、流行りの電子マネーやクレジットカードでの決済ではなく現金派で「アナログ」だと表現し、「結婚したら奥さんには安心して家にいてほしいんです」と語った。
しかし、横浜が願うこうした夫婦のあり方は、あまり共感を得ることは少ないようで、「これをいろんなところで言うと、“今の時代、その考えおかしいよ”って言われるんですよ。自分からすると、今の人はすごくデジタルだし、男が男らしくないんじゃないかなって。逆にそっちのほうがおかしいんじゃないかって思ってるんですけど、この考えって大丈夫ですかね?」と、番組MCのKinKi Kids・堂本剛と堂本光一に問いかけた。
これに光一は「僕もめっちゃ昭和脳なんで、すごくわかるよ」と同調。昨今では男女の平等を強く訴える風潮が蔓延しているが、「それを言ってる時点でちょっと変なことじゃない。自分は男だから、男としてこうやって生きようって思うことは全然おかしいことじゃないと僕は思う」と、横浜の求める“男らしさ”を支持した。
剛も「流星君の生きたいように生きればよくて。その考えは僕は何とも思えへんけどなぁ」とコメント。また、光一は横浜がパートナーに専業主婦となることを望んでいる点について、「奥さんが家にいても大丈夫なような家庭を作れる自分でいようって思ってる部分があるんじゃない?」と経済的な安心感を与えられるように自らを奮い立たせているのでは、と横浜の思いを想像していた。
「横浜の父は口数が少なく、背中で語るタイプの大工職人。現在も自分にとっての『理想の男性』であり続けているのだとか。そんな昔ながらの“男らしさ”あふれた父に憧れ、彼自身も“昭和な考え方”を踏襲したのかもしれません。結婚後は『奥さんには安心して家にいてほしい』と夫婦関係の理想を『アナログ』と自虐しつつ語った横浜ですが、世の女性からはむしろ『全然あり』『凄く好きだわ、そういう考え方』『お嫁さんにしてください』『個人的にはこんな旦那さん超理想』『“安心して家にいてほしい”って凄く大事にされてる感じがして結婚相手は嬉しいね』などの反応が見られ、多くの支持が集まっています。光一も『もちろんとも働きしてる方も素晴らしい家庭はたくさんある』と指摘しており、結局のところ、価値観の合う男女で結ばれれば解決する話ということでしょう」(テレビ誌ライター)
どうやら、横浜には悩む必要がない問題のようだ。
(木村慎吾)