11月27日放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第45話にて、生田斗真演じる源仲章が北条義時(小栗旬)と間違われて、公暁(寛一郎)に殺害されるシーンが話題を呼んでいる。
「25日放送の『あさイチ』(NHK)では、小栗がゲスト出演。第44話で仲章が『朝廷と鎌倉を結ぶ役割に、私より適任の者がいれば教えてくれよ』『私が執権になろうかな~。ヒャハハハハハ』と高笑いしながら義時を挑発するシーンがVTRで流れると、小栗は『ほんとにあの時は“殺す!”って思いました』と生田の演技を称賛していました」(テレビ誌ライター)
仲章は公暁からの一撃で致命傷を負わされると、「寒い、寒いぞ、寒いんだよ!」と言いながら息絶えるという、唐突に斬られた人間の死に際にしては珍しいセリフで息絶えた。これにはネット上で、
《仲章が生田でよかった》《ウザいキャラが秀逸だった》《ヒールとして最高の死に方》《癖の強い最期に思わず笑ってしまった》《斬新で歴史に残る名シーン》などと拍手が贈られている。
74年の「太陽にほえろ!」(日本テレビ系)で松田優作演じる「ジーパン」が殉職シーンで発する「なんじゃあこりゃーっ!」のように、仲章の「寒いんだよ!」も語り継がれていくのではないだろうか。